8:00 チェックアウト。昨日失敗したので今日はあらかじめコンビニで昼食を買い、8:20 専用駐車場にバイクを停めて、徒歩にてボランティアセンターに向かう。 8:30 参加申し込みの列に並び、申込書に記入などして待機。日曜ということで今日も大勢の参加希望者が列を作っている。

 

2日目の活動

 

今日も次々とマッチング作業が進められているなか、「大きなマンションでの作業で力仕事なのですが16名お願いします!」という依頼があり、参加してみることにした。

 

[依頼内容]

熊本市中央区本荘町の10階建て44世帯の大規模マンションでの居住者の部屋の片づけと大型ゴの搬出作業

 

[参加者]

●男性10名(私を含めて) ●女性6名

参加者の内訳は9割以上が他県からの参加者で30代くらいの人が 多く、出身地もバラバラ。最初はよそよそしかったが、作業を進め ていくうちに打ち解け、協力してスムーズに作業することができた。

 

ボランティアセンターよりワゴンタクシー2台に分乗し現場に向かう。 到着後現場の状態に驚いた。入口には「立ち入り禁止」の赤い紙が貼られ、入口の階段が通路よりも50cmほどせり上がっている。また、建物のいたる所でひび割れや崩れている部分があり、危険な状態であることが実感できた。

 

敷地の地盤沈下により建物がゆがんでしまって居住不能になっている物件ということだ。危険ということで提供されたへルメットを着用し現場に入る。 依頼のあった10階の居住者宅を訪問して地震のすさまじさを実感した。

部屋の中はかなりひどい状態で、タンスやテレビ・冷蔵庫やソファーなどの大型家具などが、普段では考えられないような場所にあり得ない向きで折り重なっていた。さらにその下には衣類や書類や食器などが散乱して床が見えず、足の踏み場がない状況だった。立ち入りが制限されていて、地震直後の状態そのままになっていたようだ。

何から手をつけたら良いか判断に迷う状態だったので、まずは作業分担の打ち合せをする。男性は2人一組となって家具などの大型ゴミを部屋から各階のエレベーター前に搬出、女性は割れた食器や衣類などの片づけ、また男性2名が1階に待機し、下ろされてくる大型ゴミの搬出と1階の駐車場に設けられたスペースに大型ゴミを整頓して配置する作業を分担した。

まずは10階・9階に分かれて作業を開始する。エレベーターが1台しかないので効率良く搬出作業を行わなければならない。

散乱しているものや割れた食器などを片づけながら、通路を確保し、少しずつ大型ゴミの搬出作業を行った。同時に散乱したものの中から大事なものと思われるものは居住者の方に聞きながらより分け、ゴミとなるものは分別して、土のう袋などに詰めていった。

 

途中休憩を入れつつ、他の部屋の状況を聞きながら作業を進めていったが、思った以上に被害の状況がひどく、また、エレベーターが1台しかないため通路は搬出を待つゴミで溢れてしまい、搬出作業がなかなか進まず時間がかかってしまった。

昼食を挟んでチーム編成の見直しや作業分担の効率化をみんなで話しあって午後からの作業にかかった。各階の大型ゴミの搬出状況を確認し、エレベータが混んでいる場合はほかの作業をするなどして全体的な作業の流れがスムーズになるよう調整した。

15時までには作業を終えて、安全確保のため通路などにゴミを置いていかないようにしなければならないので午後の作業は時間との戦いになったが話し合いが功を奏してなんとか10階・9階・8階の片づけが終了した。

ボランティアセンターに戻って活動報告。1日でマンション全体の作業が終わらなかったため、後日継続して活動を行うことに。

依頼内容と現地の状況の差が大きいことなどから、今後の活動のためにできるだけ正確な状況の把握と人員の割り振り、持っていったほうが良いと思われる道具など、今日体験したなかで出てきた課題や要望などを伝えて本日の作業は終了。

活動終了後

 

終了後、経済復興にも貢献しないとな、と思いボランティアセンター近くの熊本県物産館に寄りお土産を買う。その後バイクにて宿泊先の「城の湯」にむかう。今日は心身ともに疲れたので風呂にはいって食事し、早めに就寝。いつの間にか眠りに落ちていた。

◎本日の夕食◎

「城の湯」の食事処にて生ビール・チャンポン(小)+おにぎりのセット・餃子・枝豆。他にお客はおらず、貸切状態で少し寂しい静かな夕食だった。本当はショーケースに飾ってあった「熊本御膳」が地元の食材を使ったメニューということで、選びたかったのだが、震災の影響で休止中ということだった。残念!

災害派遣従事車両証明書

ボランティア活動の開始を待つ

ボランティア参加申込書

災害派遣従事車両証明書

​​亀裂の入ったマンション

作業にはゴム手袋が必須。前もって自分で用意しておいた。ガラスの破片などが散乱しているので軍手では危険だということだ。 その他に作業に必要なものはボランティアセンターから必要に応じて持っていく。 がれきなどを入れる土のう袋、ほうき、ちり取り、バケツ、ゴミを運ぶネコ車(手押し車)、スコップ、ヘルメット、マスクなど

災害派遣従事車両証明書

1階に集められた大型ゴミ

【被災者談】

●タンスやソファが横に飛んできた。

 地震の瞬間、体が中に浮いた。

●今まで経験したことないような

 揺れだった

●突き上げるような縦揺れと大きく揺さ

 ぶられるような横揺れが同時にきた。

●一番困ったのは震災後しばらく水が

 出ず炊事や入浴ができなかったこと

●足が悪いのに停電でエレベーターが

 使えなくて苦労した

 

【注意事項】

ボランティア活動の注意事項として、被災者の個人情報に触れる機会が多いので、活動には細心の注意が求められる。

被災された方の心情に配慮し、相手の気持ちになって行動するのはもちろん、現場で騒いだり、個人の特定につながるような写真を撮影したりすることはやってはいけない行為だ。

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