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昨日の疲れが残って注意力が落ちてしまったのか、チェックアウト時に電話がないのに気づく。部屋を探したが見つからず困ってもう一度館内を探させてもらったところ、トイレに置きっぱなしになっているのを発見。
初日の眼鏡紛失に続いて電話まで無くすところだった。気を引き締めなければと思いながら少し遅れて出発。8:30 昨日と同じく専用駐車場にバイクを停めて、徒歩にてボランティアセンターに向かう。 8:40 参加申し込みの列に並び、申込書に記入などして待機。今日は月曜ということもあって、参加希望者は少なめで150人程度、GW後のボランティア参加者が減っているということを実感する。
■3日目の活動
3日目ともなると毎朝の参加申し込み〜マッチングの作業にもだいぶ慣れてきた。今日参加した活動の依頼内容は以下のとおり。
[依頼内容]
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熊本市南区南高江の個人宅の部屋の片づけと大型ゴミの搬出作業
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熊本市南区日吉の市営内団地4階の居住者の大型ゴミの搬出作業の2ヶ所をまわるというもの
[参加者]
●男性4名(私を含めて) ●女性1名
本日の参加者は、私を除いてすべて20代。出身地は東京・神奈川・千葉・ 滋賀・福岡とさまざまだった。
1件目は市営バスで15分ほどの所にある古い一軒家で一人暮らしのお年寄りの女性。幸い建物には大きな被害はなかったとのこと。
依頼内容は2階の大型ゴミを搬出することと、2階の部屋の崩れた土壁の撤去と掃除ということだった。10:30 より作業開始。手分けして大型ゴミを庭先に搬出し雨に濡れないようビニールシートをかけた。その後、崩れて部屋中に散乱している土壁を土のう袋に入れ2階の窓から庭に落として整頓し、部屋を掃除して1時間ほどで作業終了。
依頼者さんのご厚意で昼食をとらせていただく。採れたてのトマトを差し入れていただいた。トマトの産地ということでみずみずしくて甘かった。
昼食後一休みしながら依頼者さんから震災時の状況などをうかがった。
揺れが激しかったということや、地震後1週間ほど避難所で生活していたこと、入院している妹さんを見舞ったりで家を空けてあまり家の片づけができなかったのでボランティアに手伝いにきてもらってありがたかったそうだ。大変な思いをされたのだなと思う。
2件目は5階建てマンションの4階にお住まいの年配の女性一人暮らしの方の大型ゴミの搬出作業。このマンションは幸いにも大きな被害を受けず、依頼者さんは震災後もそのまま住んでおり、震災後1ヶ月以上たっていたので部屋の中はきれいに片づけられていた。
作業は一人で作業することができなかった大型ゴミの搬出作業。エレベーターがなく、階段による搬出作業だったのでちょっと大変だったが、タンスなどを2人一組で外の震災ゴミの集積場まで移動し、作業時間は1時間ほどで完了。
終了後は市営バスでボランティアセンターに戻り、作業内容を報告。早く戻ってきたのでボランティアセンターのスタッフの方に話しをうかがった。
県外から大勢のボランティアがきてくれてとてありがたいということや、順調に復興作業が進んでいること、建物やゴミの片づけなどの復興作業は進んでいるので、これからは話を聞いてあげたり訪問してあげたりなど、心に寄り添ったボランティア活動が必要になってくる、など現場の貴重な意見を聞くことができた。
■活動終了後
15時からボランティアセンターから近い新市街アーケードで「100円ビールフェス」が行われると聞き、本日一緒に活動したボランティアのみんなで飲みに行くことにした。
時間があったので熊本城横の観光施設「城彩苑」を見学して、みんなと別れて「城の湯」に戻りチェックインを済ませ、バイクを置いてから再集合。
ビールフェスタは平日の昼間だというのに結構なにぎわい。ビールを飲みながらボランティアメンバーと話しをした。
100円ビールをひとしきり楽しんだあと、みんなと別れて宿に戻ってひと風呂浴びてから、たまっていた洗濯物を洗いにコインランドリーへ行った。
◎本日の夕食◎
洗濯終了後、宿泊先近くの「うまかもんたぬき」にて生ビール・馬のホルモン焼き・野菜サラダ・冷奴・だし巻き卵などを食べた。明日もあるのでスタミナつけないとね。熊本のたいていの居酒屋さんのメニューに載っている米焼酎「白岳」結構うまかった。お土産にぜひ買って帰ろう!
ボランティアセンター 今日も良い天気
市営バスで現地に向かう
今日活動した仲間と一緒に
オジサンも負けていられません!
右腕につけたボランティアのステッカーを提示すれば、ボランティア活動の移動のための市電・市営バス乗車が無料で乗車可能。
当日18時まで有効なのでボランティア活動終了後も、移動に・観光に活用してくださいといっていた。
100円ビールフェスのようす
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