活動も今日が最終日、慣れない作業で疲れ気味だが気を引き締めていこう。 7:40 チェックアウト。今日は宿泊先に荷物とバイクを置かせてもらい、市電でボランティアセンターに向かう。8:30 参加申し込みの列に並び、申込書に記入などして待機。昨日よりもさらに参加希望者が少ない感じ。ボランティアセンターのスタッフも少なめだった。

4日目の活動

 

今日の依頼内容は4/24に新規に設置された「城南地区ボランティアセンター」に移動してポスティングを行なって欲しいというもの。依頼人数は20名も!いったいどんな活動なのだろう?

 

[依頼内容]

熊本市南区富合町新地区でのボランティア活動周知のためのポスティング作業

 

[参加者]

●男性19名(私を含めて) ●女性1名(60代のご夫婦)

今日の参加者はなぜか50〜60代の男性が多かった

バス2台に分乗して城南地区ボランティアセンターに向かう。熊本市の最南部、城南地区はこの地域の特性として、何事も人に頼らず自分で解決しようとする傾向があるようで、今回の震災でもなかなか支援の依頼があがってきていないという。この地域の復興も市街に比べて遅れているとのこと。

またボランティアセンター設置後間も無いこともあり、認知度が上がっていないのもボランティア依頼の要請が少ないことの要因のひとつとの分析もあって、この地区をまわり各戸に震災ボランティアの案内パンフレットを配ることになったという。

想像していた活動とはちょっとイメージが違う気がしたが、「ボランティア活動が周知されないと活動につながらないので、このような活動も大切なボランティア活動です」というスタッフさんの言葉に納得し参加することにした。

城南地区ボランティアセンターに到着後、各4名、5班に分かれて割り当てられた地区ごとにポスティング作業を行うことになった。

配布先はセンターから遠い場所にあるためバスで移動。10:30 担当の地区ごとにバスを降りてそれぞれ作業開始。

田んぼや畑が多い地域で、何軒か固まっている集落を手分けして投函し、終了後に次の集落に移動して投函という作業。ポスティングというものを初めてやってみたが意外に重労働。気温と湿度が高いので汗だくになりながら一軒ずつまわる。住人の方とお会いできた場合は簡単に説明して手渡しをする。

自宅が被災している中、ご主人は農作業、奥さんが家の片づけをしている方にお話しを聞いた。「農家にとって今が一番大事な時期だから地震だからといって手を休ませるわけに行かない」と言っていたのには考えさせられた。

被災して傾いた家屋や納屋があったり、損傷がまったくないと思われる建物が混在している。これは都市部にも同じことが言える。建築当時の耐震基準や土地の地盤の強さ(地盤沈下や液状化など)、断層の有無なども関係していると思われる。震源が浅い直下型地震で揺れが激しかったことも関係しているのかもしれない。

13:00ポスティング作業が終わり、指定された集合場所に集まり、バスで城南ボランティアセンターまで戻る。

昼食をとりしばらく休憩後、まだ時間があるので投函用のちらしを折ってまとめる作業を手分けして行なう。20名で作業するとあっという間に3,000部のチラシのまとめ作業は終わり、城南地区ボランティアセンターでの作業は終了。熊本のボランティアセンターに戻って活動内容を報告し終了。

活動終了後

 

ボランティアセンターではボランティアのためにおにぎりやパンなどの食べ物、熱中症にならないように飲み物やあめなどを提供してくれる。この日は活動終了後のボランティアのために、移動販売の業者の方が、かき氷やフライドチキンなどを無料で提供してくれていた。

また、ボランティアセンターでは地元や県外の社会福祉協議会の方をはじめ、県内・県外各地から応援で駆けつけた自治体の防災関係部署・医療関係者・消防関係・NPO団体など様々な方がボランティアスタッフとして働いていた。

 

本日の活動で知りあった大阪出身の小学校教員採用試験待機中の25才の若者君と意気投合し、昨日と同じく「100円ビールフェス」に行こうということになった。他にも誘おうとボランティアセンターをうろうろしていると、昨日一緒だった連中と再会し一緒に行くことになった。

ビールを飲んでいると他にも参加者が増えてきた。宮城県登米市から東日本震災でお世話になった恩返しと参加している男性や、北海道・岩手など遠くから参加している女性、その日ボランティア活動に行った先の住人のおばあさんまで参加して多いに盛り上がった。ひとしきり盛り上がったあと、有志でもう1件、カウンターにくまモンが座っている「くまBAR」にお酒を飲みに行き、しめに「桂花ラーメン」を食べに行った。

その後、「いつかどこかでまた会えたらいいね」とみんなで握手をして解散。今回のボランティア活動は終了した。

市電で宿に戻りチェックイン、風呂に入って疲れを流し、これまでのことを思い出しながら部屋でビールを飲んでいるうちにいつの間にか眠ってしまった。

災害派遣従事車両証明書
災害派遣従事車両証明書

城南地区の被害を受けた家屋と崩れた塀

各戸に配る案内チラシ

災害派遣従事車両証明書

ポスティングのエリアマップ

食べ物を提供してくれた移動販売車

100円ビールフェスで打ち上げ!

◎本日の夕食◎

「100円ビールフェス」にて生ビール・会場で売っていた地元の名物をおつまみに堪能。

しめの桂花ラーメン、見た目と違って意外とあっさりでうまかった!

知りあった若者君は教員試験は受かったのだが採用試験が決まらずに次の採用試験を待っている最中ボランティアに参加したという。来月から非常勤の勤務が決まっているらしい。

彼曰く、「スムーズに教師になっていたらボランティアには参加できなかった」「とても貴重な体験ができた」「この経験を教師になったら子どもたちに伝えていきたい」と言っていた。いい教師になれると思う!

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